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渡辺明名人初防衛

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渡辺明名人が4勝1敗で挑戦者斎藤慎太郎八段を降し、名人位を防衛した。

藤井聡太二冠の活躍に触発されて、昨年夏辺りから将棋を見るようになった。元々ルールが分かるくらいでそんなに将棋には興味がなかったが、タイトル戦の仕組み等を知っていくと、俄然興味が湧いてきた。

挑戦者の斎藤慎太郎八段は将棋界に10人しかいないA級棋士(2021/5/29現在棋士総数171名)。A級棋士10名で1年間かけてリーグ戦を行い、優勝者が名人に挑戦する。言わば斎藤八段はトップ棋士中のトップなわけだが、今回の名人戦では、全5戦全て渡辺明名人が圧倒していた。

そんな渡辺名人も昨年、棋聖藤井聡太に奪われている。同時期に豊島将之から名人位を奪取しているので、渡辺名人が弱かったわけではなく、藤井聡太の強さが際立つ。

今の将棋界は四天王と呼ばれる4名が8つのタイトルを分け合っている。豊島将之竜王(叡王)、渡辺明名人(棋王、王将)、藤井聡太王位棋聖、永瀬拓也王座。

藤井棋聖への挑戦者には渡辺名人が決まった。昨年のリベンジマッチだ。

藤井王位への挑戦者には豊島竜王が決まった。豊島竜王藤井聡太が負け越している数少ない棋士の1人だ。

藤井二冠は竜王戦の挑戦者決定トーナメントにも出場決定している。ランキング戦2組優勝。プロデビュー後毎年ランキング戦優勝している。6組→5組→4組→3組→2組。とんでもない成績である。来期は1組へ昇級だ。

藤井二冠は順位戦を今期B級1組で戦っている。13名で1年間リーグ戦を行い、2位以上でA級に昇格する。A級昇格後、A級で優勝すれば、時の名人に挑戦となる。藤井二冠はプロデビュー後C2→C1→B2→B1と全て一期で昇級している。

まさに怪物級の藤井聡太二冠。今後のタイトル戦線も非常に楽しみである。